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泣ける映画「ライフイズビューティフル 」

ユーザー様がオススメする映画・本をご紹介します。

ネタバレ注意です。

タイトル

ライフイズビューティフル 

キャスト

・ロベルト・ベニーニ
・ニコレッタ・ブラスキ
・ジョルジオ・カンタリーニ
・ジュスティーノ・デュラーノ

監督: ロベルト・ベニーニ

あらすじ・内容

ユダヤ系イタリア人の夫グイドと、ユダヤ人ではない妻ドーラ、そして2人の子供のジョズエの3人家族の物語です。

グイドは書店を経営し、ドーラは学校の先生をしながら家族3人幸せな毎日を送っていました。

しかしいつしか戦争の色が濃くなり、ユダヤ人は標的にされてしまいます。グイドとジョズエも例外ではなく、強制収容所に連れて行かれます。

それを知ったドーラは「私も列車に乗せてください」と自ら収容所行きの列車に乗り込みます。

収容所では男女は別にされ、まだ幼いジョズエを不安にさせないようグイドは様々なユーモア溢れる嘘を言って楽しませます。

そして、「1000点とったらジョズエの勝ち。本物の戦車に乗ってママとおうちに帰れるよ」などといったようなゲームを与えます。どんどん戦争が進み、ユダヤ人が次々と殺されて行く中、グイドはジョズエの前では常に明るく振舞います。

そして戦争が終わる前夜、グイドはジョズエに最後の課題を出します。

それは明るくなって人がいなくなるまで箱の中から出ないこと。絶対に見つからないようにすることです。

それを守れば1000点でお前の勝ちだ、と言い自分はドーラを助けに行きます。

自分を犠牲にしてまでも家族を守った、感動の物語です。

ネタバレ

ネタバレを読む

グイドはドーラを助けた後、ジョズエの元に戻ろうとしますが、その途中で兵士に見つかり撃たれて殺されてしまいます。

そして世が明けて朝になり人が居なくなった頃、父との約束を守りジョズエが箱の中から外に出ると、アメリカ軍の兵士が戦車にのって現れます。

ジョズエはパパの言った通りだ!と大喜びで戦車に乗せてもらいます。そして帰る途中で、同じくグイドに助けてもらったドーラと再会しました。

自分の命を捨ててでも家族を守ったグイドの姿に心を打たれました。

感想

グイドのどんな場面でも家族を守る姿に、ただただ感動しっぱなしでした。また、この作品は音楽がとても良いです。

特に好きなシーンは、収容所の放送でグイドとジョズエがドーラに向かって叫ぶところ。あのシーンは何度見ても心が温まります。