ユーザー様がオススメする映画・本をご紹介します。
ネタバレ注意です。
タイトル
「ライオンキング 」
キャスト
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あらすじ・内容
動物たちが暮らす楽園、プライドランド。そこではライオンが王として国を治めていました。
ある時、王であるムファサに未来の王となる息子、シンバが生まれますシンバは幼馴染のナラや執事のザズーと共に王国を駆け回り、時に危険を侵しながらも成長していきます。
そんなシンバとムファサ王を快く思わない王の弟スカーは、ある時ハイエナ達と手を組み王国を乗っ取ろうと画策し……
ネタバレ
ネタバレを読むこの映画で語られる最大のメッセージは「生と死」です。
シンバの父、ムファサはスカーの企みによって崖から突き落とされ、命を落とします。
それを自分のせいだと感じたシンバはプライドランドを去り戻らぬことを誓うのですが、父は今も自分の中にいることや王の息子としての自分の役目に気づき、プライドランドへ戻りスカーを倒して新たな王となるのです。
スカーの殺され方もスッキリするものではなく、自身が従えていたハイエナたちに裏切られて食い殺されるという悲劇的なものです。
ここにも自然界の厳しさが表現されていると言えますね。
そうした流れを踏まえて改めて見返してみると、夜空を見上げながらムファサとシンバが語り合うシーンなどが「親子で交わす最後の親子らしい会話だったのだな」と感じ、感動する・泣いてしまうポイントもまた変わってくることでしょう。
名作には名作と呼ばれるだけの理由があると痛感させられる作品でした。
感想
改めて見ると二重に感動してしまうような作品です。
親子の成長や厳しい自然界における生と死が力強く描かれています。冒頭で流れる『サークル・オブ・ライフ』は、ありとあらゆる生き物の生と死は一つの円のように巡り繰り返していくものだというメッセージを歌っています。
作品を通して見ると、一貫してこのメッセージが全面に押し出されていることがわかるでしょう。
ラストシーンでのシンバとラフィキのやり取りやエンディングは、しっかりと冒頭を意識して作られています。
どうしたらこんな映像の発送ができるのか、舌を巻くようなシーンの連続です。
最近のディズニー映画のように変な社会的メッセージを全面に押し出すような作品でもないので、気軽に観てストレートに感動できる名作だと改めて感じました。