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映画「東京原発」考えさせられる1本

ユーザー様がオススメする映画・本をご紹介します。

ネタバレ注意です。

タイトル

東京原発 

キャスト

・ 役所広司
・段田安則
・平田満
・吉田日出子
・徳井優

監督: 山川元

あらすじ・内容

東京に原発を作ったら?

映画のタイトル通りですが、東京に原発を作ったらどうなるか、原発を作るためにどのような対策が必要か、なぜ一番電気を使用している東京に原発を作らないのか、を議論する映画です。

同時に核を積んだバスを乗っ取った、核ジャック事件も発生し、身近に放射能事故が起きるかもしれない恐怖におののきます。

ネタバレ

ネタバレを読む

ユーモラスに表現されていますが、セリフが核心をついていて、平和ボケしている国民の一人として反省させられます。

「国が責任取る訳ない」
「国のすることに責任者はいない」
「国の政策を傍観するのは賛成しているのと同じ」

私たちは日々の忙しさにかまけて、国の政策に見向きもしません。こういう国民の態度が、自分勝手な政治につながっているのかもしれません。

また、核ジャックが収束した後の「いや、都民は終わったことはすぐ忘れる」のセリフははまさにその通りで、福島原発事故から数年たった今、何事もなかったかのような風潮です。

この辺りは、現在を見透かされているような気分になります。

感想

福島原発事故後、ワイドショーやニュース番組なので、このような提案をする有識者の方が何人かいました。

東京が一番電気を使っているのだから、東京に原発作ればいいじゃない、原発が安全だ、安全だというのなら、東京に原発作っていいじゃない、ということです。

でも実際には東京に原発は作らないし、原発は東京から遠い地方あります。

現実的に東京に原発を作るのは無理だと思いますが、作ったらどのような対策が必要なのか、考えてみるべきなのかもしれません。

また、東京の人も地方の人も背負うリスクを平等にしてほしいです。

この映画は会議室での議論のやりとりが白熱していて見ごたえがあります。

ただ会議室のシーンが本当に多いので、うっかりすると眠たくなります。議論好きな人にはいいのかもしれませんが、そうでない人には少し退屈かもしれません。

ほかに核ジャックの事件も同時進行するので会議室ばかりではないのですが、個人的にはもう少し違う場面もあった方が良かったのかな、と思います。