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【ネタバレあり】泣ける映画「海の上のピアニスト 」

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タイトル

海の上のピアニスト 

キャスト

ティム・ロス, プルイット・テイラー・ビンス, クラレンス・ウィリアムズ三世, メラニー・ティエリー, ビル・ナン

あらすじ・内容

豪華客船に置き去りにされた赤子が生涯、海の上で暮らし、ピアニストとして生きる物語です。

1900年に豪華客船の黒人機関士に拾われたため、1900(ナインティー・ハンドレッド)と名付けられました。

その後成長した1900は、生来の類稀なる音楽センスで、豪華客船の専属のピアニストとして生きていく事になります。

ネタバレ

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1900は生涯、陸に上がる事はありませんでした。

彼のピアノの腕前なら、世界的なピアニストになれると、船内の仲間達に勧められるのですが、最後まで豪華客船を降りる事が出来ませんでした。

ある時、音楽会社が1900の噂を聞き付け、豪華客船にレコードの録音に訪れますが、彼は録音後、そのレコードを自らの手で割ります。

何故ならば、そのレコードを愛する人に手渡そうとしたのですが、渡せなかったからです。

最終的に彼は豪華客船の廃船と共に、海の底へと沈んでいきます。

その後、友人の一人が、自らのトランペットを売るため、とある楽器屋に訪れます。

その店で誰かの手により修復されたそのレコードを見つけ、当時の思い出に浸ると、トランペットを売るのを止め、また音楽の道に戻るのです。

恐らく音楽が彼の全てで、海の上だけが1900の世界だったのだと思います。

感想

映画上で主人公の1900が演奏する曲がどれも素晴らしく、感動します。

特に世界的有名なジャズピアニストと勝負した際に、演奏した曲はテンポの速い曲で、まるで二人で弾いている様に聴こえます。

また曲だけでなく、豪華客船を降りるか、否かの葛藤や海の上で偶然出会った女性との恋愛など、音楽以外でも面白い部分が沢山あり、とても素晴らしい作品だと思います。