学校図書館司書教諭資格とは
学校図書館において専門的な知識を持って職務にあたる国家資格です。
学校図書館司書教諭となるためには、一つ以上の教科・科目において教員免許状をすでに持っている必要がありますが、学校図書館司書教諭は12クラス以上で構成される,学校教育法に定められている学校において必ず置かれなければならない役職のため、学校図書刊司書教諭資格を持っていることによって、教員採用試験での選考の際、その旨を記載できるなど有利に働きます。
では、この資格を得るにはどうすればよいのか。取得方法は大きく2パターンに分かれます。
大学などの教育機関で
①学校経営と学校図書館
②学校図書館メディアの構成
③学習指導と学校図書館
④読書と豊かな人間性
⑤情報メディアの活用
の科目を各二単位ずつ修了する、または、司書(学校図書館司書教諭資格とは異なります)の資格を持っていて、文部科学大臣によってそれが上記の単位の修了と同等のものとして扱われるとみなされることによって資格を得ることができます。
この資格は都道府県の教育委員会から認定される教員免許状と異なり、文部科学省より認定される国家資格です。
この資格を持っていることで校務分掌で司書教諭に命ぜられる可能性が高くなり、業務量が増える可能性はありますが、取得難易度も非常に低く、特別な試験等を必要としないため、教員免許状を取得しようと考えている方は並行してこの資格を取得することをおすすめいたします。
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