作業療法士資格とは
作業療法とは、作業を通して健康と幸福な生活の推進にかかわる職業です。
作業療法の主目標は、人々が日々の生活の営みに参加できるようにすることです。作業療法士は、こうした成果を達成するために、人々が自らの参加能力の向上をもたらすような事柄に取り組めるようにしたり、参加をよりよく支援するための環境整備を行ったりします。
一般社団法人日本作業療法士協会2種類名称独占資格という種類です。
試験について
試験科目及び試験方法
(1)筆記試験一般問題及び実地問題に区分して次の科目について行う。ただし、重度視力障害者(両眼の矯正視力の和が0.04以下又は両眼による視野が10度以内で、かつ、両眼による視野について視能率による損失率が95%以上の者)に対しては、実地問題については行わない。
また、重度視力障害者に対しては、点字、試験問題の読み上げ又はその併用による受験を認める。弱視者(良い方の矯正視力が0.15以下又は両眼による視野について視能率による損失率が90%以上の者)に対しては、弱視用試験による受験を認める。
ア一般問題解剖学、生理学、運動学、病理学概論、臨床心理学、リハビリテーション医学(リハビリテーション概論を含む。)、臨床医学大要(人間発達学を含む。)及び作業療法イ実地問題運動学、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要(人間発達学を含む。)及び作業療法
(2)口述試験及び実技試験重度視力障害者に対して、筆記試験の実地問題に代えて次の科目について行う。
運動学、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要(人間発達学を含む。)及び作業療法
受験資格
(1)学校教育法(昭和22年法律第26号)第90条第1項の規定により大学に入学することができる者(法第12条第1号の規定により文部科学大臣の指定した学校が大学である場合において、当該大学が学校教育法第90条第2項の規定により当該大学に入学させた者又は法附則第6項の規定により学校教育法第90条第1項の規定により大学に入学することができる者とみなされる者を含む。)
であって、文部科学省令・厚生労働省令で定める基準に適合するものとして、文部科学大臣が指定した学校又は都道府県知事が指定した作業療法士養成施設において、3年以上作業療法士として必要な知識及び技能を修得したもの(平成29年3月21日(火曜日)までに修業し、又は卒業する見込みの者を含む。)(2)外国の作業療法に関する学校若しくは養成施設を卒業し、又は外国で作業療法士の免許に相当する免許を得た者であって、厚生労働大臣が(1)に掲げる者と同等以上の知識及び技能を有すると認定したもの詳細はこちらへ
(3)法施行の際(昭和40年8月28日)現に文部大臣又は厚生大臣が指定した学校又は施設において、作業療法士となるのに必要な知識及び技能を修業中であって、法施行後に当該学校又は施設を卒業した者5受験手続
(1)試験を受けようとする者は、次の書類等を提出すること。アすべての受験者が提出する書類等(ア)受験願書理学療法士及び作業療法士法施行規則(昭和40年厚生省令第47号。以下「規則」という。)様式第5号により作成するとともに、受験願書に記載する氏名は、戸籍(中長期在留者については在留カード又は住民票、特別永住者については特別永住者証明書又は住民票、短期在留者については旅券その他の身分を証する書類)に記載されている文字を使用すること。
なお、弱視用試験、点字試験、試験問題の読み上げ又は点字試験と試験問題の読み上げの併用を希望する者は、受験願書の右上に「弱視用試験希望」、「点字試験希望」、「読み上げ希望」又は「点字試験と読み上げ希望」と朱書きで記載すること。
(イ)写真出願前6月以内に脱帽正面で撮影した縦6センチメ-トル、横4センチメ-トルのもので、その裏面に撮影年月日及び氏名を記載し、厚生労働省又は作業療法士国家試験臨時事務所において交付する受験写真用台紙に貼り付けた上、同台紙に所定の事項を記載して提出すること。
なお、写真の提出に当たっては、卒業し、若しくは在籍している学校若しくは養成施設又は作業療法士国家試験臨時事務所において、その写真が受験者本人と相違ない旨の確認を受けること。
※作業療法士国家試験臨時事務所において、個人番号カードで本人確認を受ける際は、郵送ではなく窓口への持参のみ提示が可能である旨、留意すること。
(ウ)返信用封筒縦23.5センチメートル、横12センチメートルのもので、表面に、郵便番号及び宛先を記載し、522円の郵便切手を貼り付け、書留の表示をすること。
イ4の(1)又は(3)に該当する者が提出する書類修業証明書若しくは修業見込証明書又は卒業証明書若しくは卒業見込証明書ウ4の(2)に該当する者が提出する書類作業療法士国家試験受験資格認定書の写し(作業療法士国家試験臨時事務所に当該認定書の原本を提示し、原本照合を受けたもの)
なお、4の(1)又は(3)に該当する者であって、修業見込証明書又は卒業見込証明書を提出したものにあっては、平成29年3月21日(火曜日)午後5時までに修業証明書又は卒業証明書を提出すること。
当該期日までに提出がなされないときは、当該受験は原則として無効とする。
イ受験に関する書類を郵送する場合の提出先は、
作業療法士国家試験臨時事務所(東京都中央区日本橋1丁目20番5号郵便番号103-0027)とする。
ウただし、下記に掲げる事務所においては、受験に関する書類を直接持参する場合について、その提出を受け付けることとする。
北海道パソナ・札幌宮城県パソナ・仙台東京都パソナ愛知県パソナ・名駅大阪府パソナ・大阪広島県パソナ・広島香川県パソナ・高松福岡県パソナ・福岡沖縄県人材派遣センターオキナワ
エ受験に関する書類を直接持参する場合の受付時間は、アの期間中毎日(土曜日、日曜日その他の行政機関の休日を除く。)午前9時から午後5時までとする。オ受験に関する書類を郵送する場合は、書留郵便をもって送付すること。
この場合、平成29年1月5日(木曜日)までの消印のあるものに限り受け付ける。カ受験に関する書類を受理した後は、受験に関する書類の返還及び受験地の変更は認めない。(3)受験手数料ア受験手数料は、10,100円とし、受験手数料の額に相当する収入印紙を受験願書に貼ることにより納付すること。
この場合、収入印紙は消印しないこと。イ受験に関する書類を受理した後は、受験手数料は返還しない。
(4)受験票の交付受験票は郵送により交付する(平成29年1月下旬発送予定)。なお、平成29年2月13日(月曜日)までに受験票が到着しない場合は、作業療法士国家試験臨時事務所に問い合わせること。
合格率・難易度
作業療法士国家試験の合格率は70~80%と比較的高い水準になっていますので、難易度自体はそこまで高くありません。
平成27年度の合格率は87.6%です。
しかし、近年では国家試験の内容が大きく変わることも多く、過去問があまり意味を成さないことも増えてきましたので、過去問を覚えるだけでは勉強が不十分になりつつあります。
試験勉強
作業療法士の国家試験対策の授業が始まり、まずは基礎からやり直していきました。
基礎がわからないと応用問題がほとんど解けなくなってしまうからです。
基礎を覚えながら、解剖学、生理学、運動学などの過去問を解いていきます。ただ、過去問を解くだけでなく「何故これが正解なのか」「他の答えは何故間違いなのか」という事をしっかりと理解しながら解いていく必要があります。
友達や先生に説明できるように理解することで、他の問題も関連付けて覚えていく事ができます。
国家試験対策の授業が始まったのは国家試験の4か月程前からだったと思います。なので、大体3~4か月、9時間程度の勉強で私は受かる事ができました。
国家試験の勉強のコツは、受かるために暗記するのではなく、理解するために読み解いていく事だと思います。
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