自然豊かな東北地方は秋の紅葉も大変美しいです。今回はそんな紅葉スポットがたくさんある東北地方から山形県に絞っていくつかおすすめの場所を紹介します。
山形の紅葉絶景スポット
山形蔵王(やまがたざおう)
蔵王と言えばスキー場で有名ですが、スキーシーズンには一足早い秋にも紅葉で楽しむことができます。
ブナやシラカバなどの紅葉が楽しめます。恋人とドライブで行くのもよし、家族や友人とハイキングで行くもよしのおすすめスポットです。
中央ゲレンデ周辺には沼もあり紅葉の赤と沼の深緑のコントラストが目を惹きます。ここで写真撮影するのもいいでしょう。
蔵王には温泉もあり、紅葉狩りの後は温泉で疲れた体を癒すこともできます。一泊して美味しい山形の料理を楽しんで行くのもおすすめです。
例年の紅葉見頃:10月中旬~10月下旬
所在地:山形県山形市
最上峡(もがみきょう)
山形県の母なる川とも呼ばれる最上川ですが、ここでは舟下りを楽しむことができます。
松尾芭蕉が奥の細道で歩いたことにちなんで「最上峡芭蕉ライン舟下り」と呼ばれています。
芭蕉の俳句「五月雨を集めて早し最上川」の歌の様に緑萌える夏の時期の舟下りも良いものですが、やはり紅葉シーズンの舟下りは最高です。ヤマモミジやカエデが美しいです。
紅葉以外にも樹齢500年の杉の巨木も見ることが出来ます。川下りしながらの紅葉狩りは雄大な自然を五感全てで感じられるものでしょう。また船頭さんの舟歌やなまりのあるガイドも風情があります。
例年の紅葉見頃:10月下旬~11月上旬
所在地:山形県戸沢村
山寺(やまでら)
山形といえば山寺と言えるほど観光名所として、また修験僧達の修行の場としても知られています。
松尾芭蕉も立ち寄り「閑さや岩にしみ入いる蝉の声」と言う名句も残しています。
この山寺の1015段の階段を上がった先にある奥の院からの眺めは絶景です。山々の一面紅葉の渓谷が一望できる山形で一番の紅葉スポットといえます。
長い長い階段を上るのはきついかもしれませんが、この景色を見たら疲れは吹き飛んでしまうでしょう。神聖なお堂で坐禅を組みながら紅葉を見下ろせば新しい自分が発見できるかもしれません。
またライトアップも予定されているので夜の紅葉も楽しむことが出来ます。
例年の紅葉見頃:11月上旬
所在地:山形県山形市字山寺
今回紹介した3ヶ所はほんの一部でまだまだ山形には素晴らしい紅葉スポットがたくさんあります。これからの紅葉狩りシーズンに美味しい山形の郷土料理に舌鼓を打ちつつ、ご自分で自分だけのスポットを見つけるのも楽しいかもしれません。