天気情報は生活や様々な面で大事な情報ですが、その見方をご存知でしょうか?台風の進路予想や強さなどの見方をご紹介します。
台風とは
熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼びますが、このうち北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)または南シナ海に存在し、なおかつ低気圧域内の最大風速(10分間平均)がおよそ17m/s(34ノット、風力8)以上のものを「台風」と呼びます。
台風は上空の風に流されて動き、また地球の自転の影響で北へ向かう性質を持っています。そのため、通常東風が吹いている低緯度では台風は西へ流されながら次第に北上し、上空で強い西風(偏西風)が吹いている中・高緯度に来ると台風は速い速度で北東へ進みます。
引用:気象庁「台風とは」より引用
簡単に言うと、最大風速(10分平均)が
およそ17メートル/秒以上
を台風と呼んでいます。
台風(タイフーン)は東アジア周辺の太平洋で発生したものをいいます。
台風の番号
日本では気象庁が年の初め1月1日から台風が発生した順に番号が付いていきます。
台風の名前
台風は2000年からアジア名が付けられ使用されています。名前の数は140個あります。1から順につけられていき140にいくと、1に戻ります。
2016年8月22日に関東に上陸している台風の名前は
台風第9号(ミンドゥル)は
今年に入り9番目に発生の台風でアジア名は
アジア名:Mindulle(ミンドゥル)
意味・由来:たんぽぽ
命名国・地域:北朝鮮
その他、日本独自に名前を付けることがあります。
台風の進路予想の見方
台風が発生すると気象庁が進路予想を発表をしますが、勘違いしやすいポイントがあります。
赤い線は25m/sの暴風域で進路予想の部分が暴風警戒域です。白い実線・点線で書かれているのが予報円になります。
予報円の中心を結ぶ線に沿って進むわけではないということ。台風の中心が予報円の中に入る確率は70%ということ。
が予報図の下に書いてあります。
予報円の中を台風の中心が入らない確率は30%あるということになるので注意が必要です。
気象庁の台風進路予想は1日4回あります。
・4時頃・10時頃・16時頃・22時頃
確認をしましょう。
まとめ
・台風は風速17m/s
・発生順に番号が付きアジア名が付く
・進路予想の予報円の中に台風の中心が入る可能性は70%
コメントを残す