あなたは人と話していて
この人息が臭い
って感じたことないですか?
老若男女・時間・場所を選ばず口臭は発生します。口臭は様々なトラブルを引き起こすので、本当に「やっかい」なんです。
人の口臭は非常に指摘しにくいものです。
・嫌われたくない
・恥をかかせたくない
・上司・取引先
など、様々な環境があって指摘できないこともあるはず。
人の口臭を感じているあなた
自分の口臭は大丈夫ですか?
人は他人の口臭は敏感に感じるのに、自分の臭いは感じにくいものなのです。
なぜか?
それにはちゃんと原因があります。
「嗅覚疲労」
といって、普段から嗅いでいる臭いは慣れてしまい感じにくくなっているのです。
分かりやすく例えると、
自分の家に帰った時、自分の家のニオイは感じませんが
他人の家の中のニオイって敏感に感じませんか?
それと同じ現象が起こっているのです。
知らないうちに「この人口臭きつい」なんて思われているかもしれません。
今回は、人間関係にも影響を与える口臭の原因と対策方法をご紹介したいと思います。
目次
セルフチェック
まずは自分の口臭が臭くないかチェックしてみましょう。
マスク・コップ・ビニール袋
マスクを鼻まで覆いつけて、口から息をして鼻から吸ってみましょう。
自分の吐く息が他の空気に混ざらないため、臭いを感じることができます。同じ要領でコップでもできます。
冬や花粉の時期などにマスクが臭いと感じたことはないですか?それはマスクが臭いのではなく、自分の息が臭いということなのです。
口臭チェッカー
口臭チェッカーという機器の測定部分に息を吹きかけて口臭を測定します。
市販されている口臭チェッカーは持ち運びできて便利なのですが、性能にばらつきがあるので、あくまで目安になります。
鏡で舌を見る
鏡で自分の舌を見てみましょう。舌に白や白濁したものがあります。これは舌苔(ぜったい)と呼ばれるものです。
舌苔は食べかすや細菌が付くことによって発生する口臭の原因のひとつです。
舌苔が多い人や色が薄い黄色になっていると口臭がしている可能性があります。
フロス・糸ようじ
フロスや糸ようじを使い歯間についた歯垢(プラーク)を嗅いでみましょう。臭いがきついということは口臭がしているということになります。
口臭の原因は主に2つ
・生理的口臭
ニンニクやアルコールを食べた時に消化器官から吸収された成分が血となり体を巡って肺から息として吐き出される臭い。他にタバコなどがあります。
・病的口臭
文字の通り病的な要素がもとで起こる口臭です。
・虫歯・歯周病・口内炎
・鼻や喉の病気「蓄膿症・扁桃炎」など
・胃腸の病気「胃炎」など
この中でも口臭の約9割とも言われているのが
歯周病と虫歯です。
慢性的に口臭が強い人の多くは歯周病がにかかっているとも言われています。
歯と歯茎の間には歯周ポケットという隙間がありそこに歯垢(プラーク)がたまると細菌に活動によって臭い物となるガスを発生させます。
その状態が進行すると出血し膿がたまり悪臭を放つようになります。
歯磨き後も口臭がする場合は歯科に行くことをおすすめします。
対策と予防
①歯磨き・フロス
飲食をした後は必ず食べカスが口の中に残りますので食事の後は必ず歯磨きをしましょう。
歯と歯の間などに残って取ることが出来なかった歯垢(プラーク)はフロスや糸ようじなどを使って細菌が増殖しにくい環境を作りましょう。
②舌みがき
口臭の原因には舌苔にできた揮発性硫黄化合物という物質が唾液とまっざり合うことで臭いを発すると言われています。
舌磨きは有効な手段ですが、注意があります。
舌みがきをやり過ぎると細菌の繁殖しやすいリスクがありますので、口臭がひどいとき若しくは一日に一回程度行うのがいいでしょう。
舌クリーナーや舌ブラシで舌磨きをする時に最も注意をしなくてはいけないのが磨きすぎです。舌苔の原因は舌の上皮によるものも多く、磨きすぎると舌の上皮が剥がれ、より舌苔が付きやすくなります。舌クリーナーを軽く舌に当て、奥から前に引くように舌を磨くと効果的に舌の汚れを落とすことができます。
磨きすぎないようにしましょう。
③ドライマウス予防
口が乾燥すると口臭がきつくなります。唾液には口の中を洗浄して細菌の増殖を防ぐ効果があります。
口が乾燥するドライマウスは口臭がしやすくなります。お水を飲むなどして口の中を乾燥させないようにしましょう。
カフェインが入っている物は唾液の分泌を抑えてしまうので気を付けましょう。砂糖など甘い物も口の中でで酸化するので控えましょう。
④マウスウォッシュ
手軽にできる口臭予防の一つです。市販の物でも虫歯・歯周病の予防などできます。あくまで予防で治すことはできないのでご注意ください。
有名なマウスウォッシュなど刺激が強くて苦手と言う方も多いのではないでしょうか?
薄めて使うタイプの刺激の少ないマウスウォッシュもあります。以下、レビューが多いので参考にしてみてください。
さいごに
いかがでしたか?口臭について書きました。生きている限り常に口臭は避けることはできません。
お口のトラブルは口の外まで広がりますので
まずは歯科など専門に相談してみましょう。
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