ここ3日間夜になると足がむずむず・もやもやして気持ちが悪く、ぐっすり眠ることが出来ないので、この症状について原因や対処法をまとめてみました。
あまり知られていませんが「むずむず脚症候群」という病気で
別名「レストレスレッグス症候群」と呼ばれます。
放っておくと睡眠障害やうつ病にが併発する怖い病気です。
知名度は低いですが、患者数は20人~50人に1人といわれています。今回は原因や治療方法について書きたいと思います。
症状
- 脚の奥のほうに不快感があり、なかなか寝付けない。
- 夕方から夜にかけ脚がむずむずしてきていてもたってもいられなくなり歩き回りたい衝動に駆られる。
- 脚の不快感で夜中目覚めてしまう。
- 倦怠感や気分の落ち込み。
- 足を動かしたりマッサージすると症状が軽くなる。
このような症状が出ている方は「むずむず脚症候群」の可能性が高いです。
悪化するとむずむずした感じがチクチクした痛みに変わったり、足だけでなく腰も痛くなってきます。
また、夜に症状が出ることが多く睡眠障害が悪化し、うつ病になってしまうこともあります。
原因
「むずむず脚症候群」の原因は一般的に3つあるといわれています。
- 遺伝的なもの
- 鉄分不足
- ドーパミン障害
医学的にまだ買値いされていない部分も多い病気ですが、「むずむず脚症候群」は親子で発症していることも多く、体質的な遺伝が関係していると考えられています。
また、運動や感覚を抑制する神経物質「ドーパミン」が減少しているために機能障害がおき症状が出るとされています。
鉄分はドーパミンを作るのに不可欠な成分です。鉄分の不足によりドーパミン障害が起きることが原因と考えられています。
私自身、最近不摂生&ダイエットで貧血でふらふらしていたので、鉄分不足と自律神経の乱れで「むずむず脚症候群」が発症したのでしょう。今回3回目の発症です。
自分でできる対処方法
原因は鉄分にありということで、鉄分の豊富な食材や、鉄分を効果的に取る方法。また、今すぐ足を楽にするためのツボを書いていきたいと思います。
鉄分を取る
鉄分豊富な食材といえばレバー、大豆製品、海藻類、魚介類といわれていますが、レバーだけ食べていても鉄分を効果的に吸収するのは難しいです。
鉄分の吸収を促す方法
- 動物性たんぱく質と一緒にとる
- ビタミンCと一緒に取る
- クエン酸や果実酸と一緒に取る
それでも鉄分を1日の必要量摂取するのは意外と大変なので、サプリメントで補いましょう。
バランス良い食事が症状改善への近道といえるでしょう。
カフェイン&アルコールを控える
カフェインは「むずむず脚症候群」を悪化させる要因です。カフェインを取ってしまうと夜カフェインの刺激でむずむずが悪化します。
ドリンクはノンカフェインのものを選びましょう。
眠れないから寝酒をして睡眠をとろうというのはいけません。アルコールは体内で分解される際、「アセトアルデヒド」という物質に変わります。
この物質は脳を覚醒させる作用があるため、夜中目覚め「むずむず脚症候群」の症状が出て寝れなくなってしまうあそれがあります。
足を使う軽い運動をする
じっとしていると症状が悪化するので、一時的に足を楽にしたいなら、足ふみ運動や軽いウォーキングなどをすることで症状が軽くなります。
また、お風呂に浸かったり、ストレッチをすると症状が和らぐ場合もあります。
しかし、運動すると一時的に症状が軽くなった後に悪化してしまうという人もいるようなので、自分の症状の変化に合わせて取り入れてみることが大切です。
ちなみに、軽い運動をすることで「脳内麻薬」は分泌されます。この中にドーパミンンも含まれているので症状が軽くなると思われます。
足をマッサージ&ツボを押す
足をマッサージすることで症状が治まる場合もあります。また、足と手にある「むずむず脚症候群」に効くツボを押します。
さいごに
気になる方は病院で診察してもらうことをオススメします。
悪化すると睡眠障害やうつ病になってしまう恐れのあるつらい病気です。睡眠障害とのかかわりが深いので、病院で受診する場合は精神科や精神内科に行きましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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