夏本番になり、人は体の構造たくさんの汗をかきます。
しかし、夏の電車に乗ると「汗のニオイ」ではない、「独特なニオイ」を嗅いだことの多い人は多いはず。
世間一般で言う「ワキガ臭」です。
ニオイの強弱はあるにしても、
「自分では気づかないの?」と思ってしまいます。
実際に自分の気付いていない人も多いです。
あなたは大丈夫ですか?
友達や家族に「匂う？」と聞いても本当に答えて得くれるかは分かりません。
今回はそんなワキガの謎とセルフチェック・対策について書いていきたいと思います。
目次
ワキガとは
正しくは腋臭症（えきしゅうしょう）といいます。
原因
皮膚にあるアポクリン腺から分泌される汗が原因です。この汗自体は「無臭」です。
アポクリン腺から、かく汗は水分のほかに臭いの元となるタンパク質・脂質・アンモニアが含まれています。
アポクリン汗腺から分泌された汗を栄養として菌が繁殖し、その菌が老廃物としてニオイ物質を出します。その匂いがワキガ臭と言われるものです。
アポクリン腺の多い個所は、ワキ・陰部・乳首・耳の穴
日本人はアポクリン腺が少ないと言われています。
自分で気付かない？
ワキガの人は自分で気付かない人が多いのは、ワキガだからということではありません。
原因は「嗅覚の疲労」が原因です。
簡単に言うと、慣れたニオイは感じにくいということです。
他人の家のニオイは敏感に感じますが、自分の家の匂いは感じにくいのと同じことです。
自分のニオイに慣れてしまった状態なので、感じにくい状態といったほうがいいかもしれませんね。
ワキガと汗臭いの違い
嗅いだことのある人であれば「汗臭い」と「ワキガ」に臭いはハッキリとわかるかと思います。
汗臭い：酸っぱさを感じる臭さ
ワキガ：ネギ・えんぴつ・苦い
などと表現されますが、ワキガのニオイは独特で強烈なことが多いです。
簡単チェック法
・耳垢が湿っている。
・家族（血族）に腋臭症がいる。
・ワキ汗で衣服が黄ばむ
・毛が濃い
上記にあてはまる項目が多いほど可能性は高くなります。
※診断に関しては・専門医の診察を受けましょう。
予防と対策
・清潔にする
基本となります。ニオイの原因が菌なので、増殖を防ぐ事を意識して清潔にしましょう。最近では抗菌や殺菌の効果のあるデオドランドアイテムも多いです。スプレータイプよりも塗るタイプのものが持続効果があるようです。
・毛を剃る
女性の多くはワキの毛を処理している方がほとんどと思いますが、菌を繁殖を防ぐためにワキ毛処理をしましょう。カミソリ等で「剃って処理」するようにしましょう。抜いて処理する方法は悪化の原因にもなるのでヤメましょう。
・専門医に相談する
気になるなと感じたら、何よりも専門医に相談することが一番だと思います。最近では保険適応が一般的になっているようです。
何科に行けばいいの？
病院やクリニックに行くときは何科に相談したらいいのでしょう。
・皮膚科
・形成外科
・美容外科・美容形成外科
になるかと思いますが、専門に扱ってい病院やクリニックを調べて行くことをおすすめします。わきが治療を専門としているのであれば、適切な治療が期待できます。
さいごに
いかがでしたか？ワキガについて書きましたが、実は記事を書くに至った事がありました。
先日、私の職場の同僚がワキガと思われるニオイが同僚の席の方から漂ってきたのです。
以前から「？」と思う節はあったのですが、夏になり加速してきたのでどうしようか？と考え調べてみたら、上記に書いたことが分かったのです。病院に強制的に連れて行くこともできないので困りました……
本人を傷つけずにどう伝えようかと
悩んだ結果、塗るタイプのデオドラントをプレゼントしました。
「通販で間違って3個買ってしまったから、1個あげるよ～」的な雰囲気で。
喜んで受けとっくてくれたので一安心。
そこまで仲良くもないのでこれが精一杯でした。
翌日からニオイが劇的に減ったのは、使ったに違いないと思います。
最近のデオドラントの凄さを感じました。気に入って定期購入してくれることを祈ります。
実際は2個購入して自分でも使用していますが結構いいですね。強烈な足のニオイも撃退してくれます。すごいです！購入したのは以下の商品です。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
私も腋臭でしたが、自分では気づかず職場の上司から指摘されて分かりました。長い間周りに不快な思いをさせていたのか、と思うと恥ずかしくなりました。