管理業務主任者とは
マンションには管理規約というルールがあります、この管理規約を守り実行するために、マンションの所有者が中心となり「管理組合」が組織されています。
この管理組合がマンションの運営を上手に出来るように、様々な点からサポートやアドバイスを行う「マンション管理業者」というものがあります。
管理業務主任者は、マンション管理業者が管理組合に対して行う、重要事項の説明や管理業務報告について必要不可欠な国家資格です。
種類
管理業務主任者は不動産系資格の御三家と言われています。他には宅地建物取引士、マンション管理士がありますが、特にマンション管理士は試験範囲が近いためにダブル受験をする人も少なくありません。
試験資格・受験科目・申し込み方法
例年は8月から願書が配布され、配布先はホームページで確認できます。
インターネットでダウンロードも可能です。
9月が受験の申し込み期間となり、試験は12月の1週目の日曜日に行われます。
※平成28年度 (願書配布)8月1日~9月30日 (申し込み受付)9月1日~9月30日 (試験)12月4日試験科目は区分所有法や、標準管理規約などのマンションにかかわる法令を中心出題されます。
合格率・難易度
合格率は20%程度です。
例年50満点中の35点前後が合格ラインとなっています。
相対評価なので点数が低くても、全体の上位20%程度に入れば合格できる試験です。
難易度は宅地建物取引士と同じくらい、もしくは若干簡単な程度です、比較的狙いやすい資格とされています。
試験勉強
独学で目指せる資格です。私も以下のテキストと問題集で合格できました。
・TAC 管理業務主任者 基本テキスト
・TAC 管理業務主任者 過去7年問題集
・TAC 管理業務主任者
直前模試ただし、この資格を受ける受験者の特徴なのですが、「宅地建物取引士」を既に持っている人が多いです。私も持っていました、これでとても厄介な民法の学習を大幅に短縮出来ます。
宅地取引士を持っていなく、民法の学習をされたことが無い人は予備校を活用された方がスムーズかもしれません。
勉強はとにかく暗記です。
過去問を繰り返し解きながら重要なポイントを一生懸命覚えるというものです。
私の場合9月から学習を開始して、約3か月間の勉強で合格できました。
宅地建物取引士よりも、過去問を解くことが素直に点数に直結する資格なので、勉強時間を確保出来れば合格できる資格です。
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