建築物環境衛生管理技術者の資格取得情報

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建築物環境衛生管理技術者とは

建築物の環境衛生の維持管理に関する監督等を行う国家資格です。
建築物における衛生的環境の確保に関する法律(建築物衛生法)に基づいて、面積3000平方メートル以上(学校については8000平方メートル以上)の特定建築物において選任義務があります。

なお、建築物環境衛生管理技術者試験は、厚生労働大臣が指定する 公益財団法人日本建築衛生管理教育センターが実施しています。詳細につきましては、公益財団法人 日本建築衛生管理教育センターのホームページを参照願います。

種類

建築物環境衛生管理技術者。ビル管理技術者、ビル管理士とも呼ばれます

受験験資格・受験科目・申し込み方法

<受験資格>
次の用途に供される建築物の当該用途部分において環境衛生上の維持管理に関する実務に業として2年以上従事された方となります。

建築物の用途
ア. 興行場(映画館、劇場等)、百貨店、集会場(公民館、結婚式場、市民ホール等)、図書館、博物館、美術館、遊技場(ボーリング場等)
イ. 店舗、事務所
ウ. 学校(研修所を含む。)
エ. 旅館、ホテル
オ. その他アからエまでの用途に類する用途

多数の者の使用、利用に供される用途であって、かつ、衛生的環境もアからエまでの用途におけるそれと類似しているとみられるものをいいます。

<受験科目>
次の7科目です。
1. 建築物衛生行政概論
2. 建築物の構造概論
3. 建築物の環境衛生
4. 空気環境の調整
5. 給水及び排水の管理
6. 清掃
7. ねずみ、昆虫等の防除

<申し込み方法>

受験願書等は、次の1~3のいずれかの方法により入手してください。

1. 受験願書用紙等を、ホームページからダウンロードして印刷する方法
2. 受験願書一式を、郵送料着払いのゆうメールにより入手する方法
3. 受験願書一式を、返信用封筒の送付により請求する方法

合格率・難易度

過去10年間の合格率は最低10.3%。最高32.7%です。平均合格率は、19.8%です。例年、7科目の合計で65%以上の正解率、かつ、各科目40%以上の正解率となっています。
出題範囲が広いことと科目別合格がないため難易度は高いです。

試験勉強

最低300時間の勉強は必要です。ビル管理士試験模範解答集(通称:赤本日本教育訓練センター/編著を毎日少しずつ時間を見つけてはやりました。

この赤本を最低3回は繰り返しやることが必須です。

過去問を解くことで全体的なイメージがつかめます。建築物の構造概論(15問)は問題数は少ないですが、内容が濃いので要注意です。

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