オススメの紅葉観光スポットとして大分県ある宇佐神宮(宇佐市)と両子寺(国東市)をご紹介します。
大分の絶景紅葉スポット
宇佐神宮
宇佐市は大分県の北部、大分空港のある国東半島の付け根となる場所に位置しています。
全国の八幡宮の総本宮である宇佐神宮は最近では恋愛成就・縁結びに効果あるパワースポットとしても有名です。
県道沿いにある参道から大きな一の鳥居をくぐり右に折れると朱色の橋があります。その橋を越えるとすぐに大きな二の鳥居。
ここをくぐった先に宇佐神宮上宮(本殿)があります。この本殿が木々が生い茂る森の中の高台にあるため、本殿に向かうまでの道すがらの紅葉がオススメです。
色鮮やかな秋の空の澄み切った青、宇佐神宮建造物の象徴である朱色、そして紅葉の赤と色鮮やかなコントラストで観光客を魅了します。
敷地内は無料で観覧できます。
例年の紅葉見頃:11月中旬
所在地:〒872-0102 大分県宇佐市南宇佐2859
宇佐神宮までのアクセス
宇佐神宮までのアクセス方法ですが、ここでは自動車以外の方法を取り上げます。(最終的にはバスでアクセスすることになります)
(鉄道駅から)
JR九州 日豊本線 宇佐駅から「大交北部バス」にて「四日市」行きバスにて「宇佐八幡」下車
※2016年10/1~11/30の間、宇佐駅から各停留所を巡るジャンボタクシー(1回200円)が時計回り便と反時計回り便の2ルートで7:00~18:00の間に12便運行されます。(日祝は運休)
(大分空港から)
大分空港からは「中津駅」行、快速リムジンバスにて「宇佐八幡」下車(本数が1日4本ととても少ないです)
(竹田津港から)
徳山港からフェリーという手段もいけます。徳山港と徳山駅は歩いて10分もかからない場所にあります。
徳山港よりスオーナダフェリーで竹田津港、そこから「宇佐駅前」行きのバスで宇佐駅まで。宇佐駅から上記のバスを利用することで行くことができます。
(定期運行バス)
大分交通「国東半島史跡巡り」バスが
大分駅・別府駅から1日1本あり。(前日17時までに要予約)
両子寺
国東市は大分県の北東部に位置する半島にあります。この半島のほぼ真ん中の位置に両子寺(ふたごじ)があります。
両子寺は古くは六郷満山(国東半島一帯の寺院群の総称)の総持院として寺院群を統括してきました。最近では子授け祈願と森林浴の寺として有名です。
県道29号を離れ歩くと両子寺山門に続く仁王門が見えてきます。半島屈指の古さを保った二体の仁王様がその名の通り「仁王立ち」していらっしゃいます。この仁王門から山門への駆け上がった小径の紅葉が両子寺では特にオススメです。
山門をくぐり境内(護摩堂)でお参りをし、更に足を進め奥の院本殿があります。この道すがら、両子寺登山道を上がるのですが、この一帯の紅葉も見事です。
この登山道を上がると「岩張もみじ」という岩に張り付くような樹木があり、両子寺の象徴的存在になっています。
両子寺に七不思議というものがあり、そのひとつに「しぐれ紅葉」というものがあります。
これは「このもみじの下から見上げると、晴天の日でもしずくが顔に落ちる」という不思議だそうです。
ぜひ、この「しぐれ紅葉」を体感してみてください。
護摩堂・奥の院本殿などは入場料300円がかかります。
仁王門・山門は入場料不要です。
また、両子寺から少し下ったところに
「両子河原座」という食事処があります。
ここのお蕎麦は絶品ですのでぜひお立ち寄りをおすすめします。
例年の紅葉見頃:11月中旬~11月下旬
所在地:大分県国東市安岐町両子1548
両子寺までのアクセス
(鉄道駅から)
JR九州 日豊本線 杵築駅から「大分交通バス」で「国東・安岐行き」に乗り、「安岐」下車。そこから、「両子寺行き」に乗り換え、終点で下車(約40分)
(定期運行バス)
大分交通「国東半島史跡巡り」バスが大分駅・別府駅から1日1本あり。(前日17時までに要予約)
※バスの本数も少ないので、マイカー、レンタカーなどの自動車でのアクセスをおすすめいたします。
くじゅう連山
くじゅう連山は標高1700メートルに近い標高の山が連なり、大分県の中でも最も早く紅葉を見ることができます。
三俣山は大鍋、小鍋と呼ばれる噴火口を持ちその周辺が紅葉を始める10月中旬頃から、多くの登山者が集まる場所です。
南峰、北峰、本峰を廻る「お鉢巡り」と呼ばれるコースは、大鍋、小鍋から立ち上がる山肌が真っ赤に染まる様を見ることができて、その美しさに圧倒されます。
大船山の頂上近くにある御池も紅葉の時期には多くの登山者を集めます。10月中旬から下旬にかけては御池の周りが紅葉し、風が収まるのを待ちその紅葉が池に映り込む写真を撮ろうと、三脚を立てじっと待つアマカメラマンの姿も目立ちます。
またマイナーなスポットですが10月下旬から11月上旬にかけての大船林道と鳴子川周辺の紅葉も心を癒されます。
こちらは吉部登山口に車を停めて1時間以内で行ける範囲にあり高低差も少ないため、登山経験がない方や家族連れでも楽しむことができます。
牧ノ戸峠駐車場、長者原ビジターセンターの駐車場とも紅葉が始まる週末は、観光客と登山者でごった返していて車を停める場所は見つかりません。
やや人が少ない吉部登山口や男池登山口、赤川登山口などからの紅葉見物を楽しむのもいいかもしれません。
例年の紅葉観頃:10月下旬~11月上旬
祖母山傾山系
祖母山傾山系は登山初心者には厳しく、山を登りながらの紅葉見物は楽しめないどころか苦しいだけかもしれません。
おすすめは10月後半からの九折登山口から尾平登山口周辺の紅葉です。緒方駅からの県道7号線は車のすれ違いも厳しい狭い道が連続しますが、変化に富んだ川沿いの紅葉をドライブと共に楽しむことができます。
コンビニ、ドライブインなどはなく民家も少ないため手つかずの自然を楽しめます。
例年の紅葉観頃:10月下旬~11月上旬
耶馬渓
耶馬渓は標高が低い山が多く、紅葉は11月中旬頃からが見ごろとなります。ごつごつとした岩肌と赤や黄色のコントラストの紅葉がコラボして息を飲むような紅葉を楽しむことができます。観光客が最も多い青の洞門近くは車も混み合います。裏耶馬渓、岳切渓谷まで足を伸ばしてもいいかもしれません。またこの一帯は立ち寄り温泉も多くあり、紅葉見物で疲れた体を温泉で癒すのもおすすめです。
例年の紅葉観頃:11月中旬~11月下旬
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