秘書検定とは
秘書に必要とされる資質、状況に応じた対応、ビジネスの一般知識とマナー、技能、そして人柄を試験の基準とした資格試験です。
ビジネスでは、イレギュラーなことが起こるのは日常茶飯事、その際のスマートな秘書の対応、様々な人と関わる中での人なりを育成することことを目的とした資格試験です。
種類
1級、準1級、2級、3級の4段階に分かれています。2級、3級は、筆記テストのみ。1級と準1級は、筆記テストに加えて、面談試験があります。
試験資格・受験科目・申し込み方法
全ての級の筆記試験において、理論と実技に関する問題が出題され、合格基準は、それぞれの項目において60%以上です。
理論:求められる資質、職務知識、一般知識実技:マナー、接遇、技能準1級、2級、3級は、選択式のマークテスト。
1級はすべて記述式となります。インターネット申し込み、書店申し込み、郵送申し込みより、申込み可能です。
試験に関する詳しい情報は「公益財団法人実務技能検定協会」にてご確認ください。
合格率・難易度
平成28年11月の試験での合格率は、
1級:32.7%
準1級:34.1%
2級:53.7%
3級:61.0%
難易度は、2級、3級はそれほど高くなく、準1級、1級になると、専門性がかなり求められるため、実務がないと合格は難しい可能性がある。
試験勉強
私は、2級まで持っていますが、2級までの受験でしたら、公式の問題集を何度も繰り返し復習することで合格が可能だと思います。
勉強時間に費やした時間は、1か月前から週に1,2日数時間勉強をしていました。
試験1週間前には、毎日テキストを復習して、ほぼ暗記をしていたと思います。準1級以降は、面接があるため、実務をされている方の方が有利に感じました。
実際2級で外資系秘書の仕事をしていましたが、テキストで覚えたことはまるっきり忘れており、日系企業に求められる資質と外資系では違うのだろうと思います。
こちらの資格は、伝統的な日本企業で働く秘書の方により焦点が当たっているように思います。
▼最新記事をメルマガで配信▼
[subscribe2]
コメントを残す