管理栄養士とは
管理栄養士とは、個人・集団の食事の「栄養の指導」や、提供する食事の管理(献立作成や栄養素の計算など)をする職業です。
受験資格
管理栄養士の受験資格を得るためには、まず栄養士の資格を取得する必要があります。
管理栄養士養成施設の4年制の大学に修業していれば、卒業と同時に栄養士の資格は与えられます。実務経験を経ることなく、管理栄養士の国家試験を受験することができます。
管理栄養士養成施設ではなく、栄養士養成施設の4年生、3年生、2年生の大学や短期大学、専門学校に修業した場合、養成施設の修業年数によって、卒業後に栄養士としての実務経験が1年~3年以上必要になります。
実務経験の年数は、養成施設修業年数+実務経験の年数が5年以上になると管理栄養士の受験資格が得られます。
それぞれ学校の特徴や学費面を考慮した上で、自分の最適な受験ルートを決めましょう。実務経験を積むことはとても重要ですが、働きながら勉強をするとなると、仕事を覚えることで精一杯で試験勉強をする時間の確保が難しいのと独学で勉強しなくてはいけないのでとても大変です。
管理栄養士の試験は4年制の管理栄養士養成施設を卒業した(新卒)者でさえ、平成27年度の合格率は85.1%です。
栄養士養成施設を卒業した者だと、合格率は一気に急落し9.2%となります。こちらのデータを見ると、いかに管理栄養士資格の取得の難易度が高いことがわかります。
試験概要
試験日:平成29年3月19日(日)
合格発表日:平成29年5月9日
試験地:北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、岡山県、福岡県及び沖縄県
受験料:6,800円
受験資格:
厚生労働省 > 厚生労働省について > 資格・試験情報 > 管理栄養士国家試験をご確認ください。
試験科目:
・社会・環境と健康
・人体の構造と機能及び疾病の成り立ち
・食べ物と健康
・基礎栄養学
・応用栄養学
・栄養教育論
・臨床栄養学
・公衆栄養学
・給食経営管理論
受験に関する問い合わせ等は、厚生労働省でご確認ください。
厚生労働省 > 厚生労働省について > 資格・試験情報 > 管理栄養士国家試験
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