ボイラー技士とは
ボイラー技士とはビルや建物などの空調管理を行う国家資格。
ボイラーの設置や定期検査などを行うにはボイラー技士の資格が必要となります。
ボイラー技士の種類
ボイラー技士には4種類あります。ボイラーの区分によって取り扱いが区分が変わってきます。
・特級ボイラー技士…小規模ボイラーから伝熱面積500㎡以上
・1級ボイラー技士…小規模ボイラーから伝熱面積25㎡~500㎡以内
・2級ボイラー技士…小規模ボイラーから伝熱面積25㎡以内
・ボイラー取り扱い技能講習手修了…小規模ボイラーのみ
受験資格・試験科目
①受験資格:不要。本人確認証明書の添付が必要。
②免除科目:なし
試験科目 | 出題数(配点) |
ボイラーの構造に関する知識 | 10問(100点) |
ボイラーの取り扱いに関する知識 | 10問(100点) |
燃料及び燃焼にに関する知識 | 10問(100点) |
関係法令 | 10問(100点) |
※試験の時間は各会場により異なります。
合格基準
ボイラー技士試験の合格基準は
・試験全体の得点率60%以上
・各科目得点率40%以上
合格率・難易度
受験者データ(平成27年):受験者数 28,060人合格者数 16,935人合格率 60.4%。
近年のボイラー技師2級の合格率は約50%~60%となっています。
受験者の半数が合格していることになります。試験も月に1回程度行われており、試験の間が空かない分詰め込んで勉強できるので、合格しやすいと言えます。
試験結果通知:合格の場合は、「免許試験合格通知書」が郵送されます。
不合格の場合は、「免許試験結果通知書」が郵送されます。
受験会場
試験日の日程は月に1回行われています。受験するエリアによって会場が異なるので安全衛生技術試験教会にてご確認ください。
安全衛生技術試験教会:http://www.exam.or.jp/index.htm#
資格取得後の就職先
ボイラー技士の就職先の多くは建物管理会社などがメインとなってなってきます。ボイラーを設置してある建物は日本全国にどこにでもあります。技術職なので定年後に資格を生かして仕事をすることも可能です。
年収
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によると、平成27年のボイラー技士の平均年収は、約390万で平均月収は28万円となっている。
※年収は統計であり、実際の就職先や地域によって違いがあります。
試験勉強
2級ボイラー技士に取得に必要な時間は独学でも取得可能で、知識0からでも「1~3ヶ月」で合格できるレベルに行くことが出来ると言われている。
テキストと過去問集をしっかり勉強しましょう。
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