薬剤師国家資格とは
薬剤師は、調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによつて、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もつて国民の健康な生活を確保するものとする。試験は、薬剤師として必要な知識及び技能について行なう。
試験は、毎年少なくとも一回、厚生労働大臣が行なう。(薬剤師法より)
種類
似たような資格で一般用医薬品の二類と三類の販売を許可された登録販売者というものがある。
試験資格・受験科目
・申し込み方法試験資格次のいずれかに該当する者
(1)薬剤師法第15条第1号の規定に基づく受験資格
学校教育法(昭和22年法律第26号)に基づく大学において、薬学の正規の課程(学校教育法第87条第2項に規定するものに限る。)(以下「6年制薬学課程」という。)を修めて卒業した者(平成29年3月23日(木曜日)までに卒業する見込みの者を含む。)
(2)薬剤師法第15条第2号の規定に基づく受験資格 外国の薬学校を卒業し、又は外国の薬剤師免許を受けた者で、平成24年4月1日以降に、厚生労働大臣が(1)に掲げる者と同等以上の学力及び技能を有すると認定した者
(3)薬剤師法の一部を改正する法律(平成16年法律第134号。以下「改正法」という。)附則第2条及び第3条の規定に基づく受験資格
ア 改正法の施行日(平成18年4月1日。以下「施行日」という。)において、改正法による改正前の薬剤師法(以下「旧薬剤師法」という。)第15条第1号に該当する者
イ 施行日において、旧薬剤師法第15条第2号に該当する者
ウ 施行日前に学校教育法に基づく大学(短期大学を除く。以下同じ。)に在学し、施行日以後に旧薬剤師法第15条第1号に規定する要件に該当することとなった者(施行日以後に学校教育法に基づく大学に入学し、当該大学において、薬学の正規の課程(学校教育法第87条第2項に規定するものを除く。)(以下「4年制薬学課程」という。)を修めて卒業した者を除く。)
エ 平成18年度から平成29年度までの間に学校教育法に基づく大学に入学し、4年制薬学課程を修めて卒業し、かつ、学校教育法に基づく大学院(以下「大学院」という。)において薬学の修士又は博士の課程を修了した者であって、厚生労働大臣が、薬剤師法の一部を改正する法律附則第3条の規定に基づく厚生労働大臣の認定に関する省令(平成16年厚生労働省令第173号)第1条の規定に基づき、改正法による改正後の薬剤師法(以下「新薬剤師法」という。)第15条第1号に掲げる者と同等以上の学力及び技能を有すると認定した者受験科目物理・化学・生物衛生薬理薬剤病態・薬物治療法規・制度・倫理実務申し込み方法受験に関する書類は、試験地を管轄する地方厚生局又は地方厚生支局に提出する。
必須問題試験
・物理・化学・生物
・衛生
・薬理
・薬剤
・病態・薬物治療
・法規・制度・倫理
・実務
一般問題試験
薬学理論問題試験
・物理・化学・生物
・衛生
・薬理
・薬剤
・病態・薬物治療
・法規・制度・倫理
薬学実践問題試験
・物理・化学・生物
・衛生
・薬理
・薬剤
・病態・薬物治療
・法規・制度・倫理
・実務
試験地
北海道、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、徳島県及び福岡県
試験に関する詳細は、厚生労働省にてご確認ください。
④合格率・難易度
薬学部が6年制になり近年約60~80%である。
薬学部を有する大学の多い私立大学が卒業試験で受験者を選抜しており、数字以上に難易度は高い。
⑤試験勉強
範囲が広いので今までの積み重ねが大事です。過去問や国家試験予備校の教材を元に勉強する人が多いです。
予備校がわかりやすい講義をしてくれるのでそれを利用したり暗記が多いのでゴロなどを作って覚え、効率よく勉強するのがコツです。
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